
6月14日(土)・15日(日)、21日(土)・22日(日)、28日(土)・29日(日)、印西市吉高にある「ラベンダーファームよしたか」で、イベントが開催されます。

「ラベンダーファームよしたか」は、地主で布工房Emiko主宰の須藤恵美子さんと、ハーブインストラクター清川夕夏さんの『お花畑を作りたい』という共通の想いから生まれました。
耕作放棄地だった土地を2021年に開墾。約200坪に約70株のラベンダーを植栽し、2023年に摘み取り体験、2024年からマルシェも加えたイベントを開催しています。



ラベンダーは、株の大きいラバンディンラベンダーを主に栽培。長い穂と強い香りが特徴で、ひとたび触れると芳香に癒やされます。そのほかにも、花が大きく色の濃いイングリッシュラベンダーやベロニカ、タチアオイ、アリウム、マリーゴールドなど、多彩な花々を植え付けています。






なかでも、「キッチン」、「ティー」、「フラワー」といったテーマごとにハーブが植えられた花壇は必見!料理や飲み物として嗜好されるハーブや花自体が可愛いものなど、ファームのチーフガーデナーを務める清川さんがカテゴライズ。説明を聞くと、ハーブの知識が広がり、新たな発見に心も躍ります。












子どもの頃から、母の料理にバジルが使われるなど、ハーブは身近な存在だったと話す清川さん。ハーブとの関わりは10年以上前に遡り、大多喜ハーブガーデンの教室での恩師との出会いや、アロマ、メディカルハーブを学び、ジャパンハーブソサエティー認定指導者資格取得等を経て、今年3月からはファームと須藤さんの自宅を拠点に、実践と座学からなるハーブ教室を開講しています。
須藤さんとは、地域のアロマ教室での出会いが発端。気の合う者同士タッグを組み、須藤さんがオーナーとして土地を提供、専門的な知識を持つ清川さんがファームのデザインから栽培管理までを担う二人三脚で運営しています。また、親類や仲間らの協力のもと整備も進められ、年々充実が図られています。今年はウッドデッキも完成!ファームを吹き抜ける爽やかな風とデッキで味わう自家製ハーブウォーターは格別です。


イベントでは、人気のラベンダーの摘み取り販売を始め、ラベンダーを使ったバンドルズや石鹸、モイストポプリ作りのワークショップなども行われます。



また、ハンドメイドマルシェでは、染めも手掛ける須藤さんと清川さんが、各々の屋号で藍や草木染め作品などを展示販売。さらに、須藤さんの息子さんによる靴販売「STRIDE LAB YOKOHAMA」の出店やウクレレ奏者である清川さんのお母さんがパフォーマンスでイベントを盛り上げます。
オーナーとして、持ち前の行動力と決断力を発揮する須藤さんは、昨年、蒸留器を購入。精油や芳香蒸留水など、今年はオリジナル商品の販売にも力を注いでいます。
ともに描く花畑構想に世代を超えた二人が邁進中!様々な縁から生まれた多くの仲間が二人を支え、後押しします。

紫に色づいたラベンダーの向こうには、田んぼと森林の緑が広がり、爽やかな風と野鳥のさえずりが心地よく、里山が地域の財産であることを体感します。
小規模ながら、ウッドデッキやパラソルなどが配され、手の行き届いた様が気持ちのいい里山のファームです。
ラベンダーが美しい季節、ぜひ手に取り、魅力溢れる企画とともに心癒やされるひとときをお過ごしください。入場無料。



