今年も5月の田植えからスタートしたアイガモが育てるお米づくり体験。農園主の三門増雄さんは、平成6年春より、農薬と化学肥料を使わないアイガモ農法によるお米づくりを行っています。
アイガモ農法は手間とコストがかかり、大面積の栽培に向いていませんが、かつて農村の暮らしにあったこのアイガモ農法によるお米づくりの体験を通して、豊かな里山の自然に触れながら、自然の生態系を体感してほしいと続けています。
6月に放鳥し、すっかり成長したアイガモたちは、田んぼの一角に集められ、大きな鳴き声を響かせ、元気に水浴びをしていました。
9月10日(日)、一面こがね色に染まった田んぼに大人と子どもたち総勢62名が集い、稲刈り体験を行いました。三門さんからのレクチャーの後、家族みんなで力を合わせ、鎌で稲を刈り、刈った稲を束ね、畔へと運びました。例年にない厳しい残暑で、すぐに皆汗だくになり、1時間ほどで終了しました。
次回は11月12日(日)、畑での芋掘りやアイガモ米とアイガモ鍋で収穫祭を行います。
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