NPO法人四街道プレーパークどんぐりの森は、四街道市和良比にある里山「どんぐりの森」を拠点に、毎週木曜日には週替わりで市内4つの公園で出張プレーパークを開催しています。第1木曜日は四街道中央公園。ビー玉や手製の木の車、ポスターの裏紙、絵の具、骨組みだけのうちわなど、多彩な遊びを創出する道具をプレイワーカーが準備します。冷たい風が吹く朝でも常連の親子連れが訪れ、「今日はなかじいるかな?」と子どもに声をかけるとベビーカーのなかで笑みがこぼれます。“なかじ”の愛称で親しまれているプレイワーカーの中島良介さんの周りには子ども達がいっぱい! シャボン玉や泥んこ遊びなど、子どもが集中して遊び始めるとスッとその場を離れます。「子どもが自分の意思で遊べるような手伝いができたら。自分は遊びの種を撒いています」と役割を語ります。木工や焚火(どんぐりの森のみ)を行うこともあり、ノコギリで手を切った時の痛みや火が熱いことを肌で感じる経験は重要。小さなケガの繰り返しが大きなケガの抑止に繋がります。複数の会場を利用する保護者は「プレイワーカーさんが見守ってくれて自然と触れ合いながら子どもが伸び伸びと制限なく遊べる」と笑顔、ママ達の心のゆとりも生まれます。市の委託を受けてからは、活動が公共性を伴い周知されてきました。プレーパークは子ども達が自然のなかで様々な気づきを得ながら成長する冒険遊び場です。季節を感じながらお過ごしください!
【NPO法人四街道プレーパークどんぐりの森】
どんぐりの森:毎週月・金曜日および第1・3土曜日10:00~17:00
所在地:四街道市和良比690番地
出張プレーパーク:
第1木曜日「四街道中央公園」10:00~17:00
第2木曜日「物井さとくらし公園」10:00~17:00
第3木曜日「栗山ことりの森」13:30~17:00
第4木曜日「鷹の台公園」13:30~17:00