11月24日は和食の日
投稿日 2024.11.06
和食の日は、一人一人が和食の認識を深め、その大切さを再認識するきっかけの日となっていくように願いを込めて、いい(11)日本食(24)の日に制定されました。
栄養バランスの良い食事
和食の基本と言われる一汁三菜はご飯に汁物とおかず(3菜)を組み合わせた献立です。この組み合わせにより、栄養素をバランスよく摂ることができます。和食の基本であるだしは、動物性油脂を少量に抑えることができるため健康的な食生活を支える食事となっています。
季節に合わせた食事
南北に長い日本では、海・山・里の地形が生み出す各地に根付いた食材を使用することで、料理に季節を感じることができます。旬を考慮した献立は季節の食材をおいしく食べることができるのでおすすめです。
和食の鍵 だしについて
今年の和食の日のテーマは「だし」です。 だしは昆布・鰹節・煮干しから取ることが多く、昆布のグルタミン酸、鰹節・煮干しのイノシン酸がうまみの秘訣と言われています。
おいしいだしの取り方
- 昆布や煮干しは水で戻してから火にかけます。昆布は沸騰直前に取り出し、煮立たせないことがポイントです。
- 鰹節からだしをとる場合には火にかけたお湯に入れます。
- だしの種類は様々で、合わせだしを使用する場合もあります。
- 昆布+鰹節、昆布+煮干しなど2つを組み合わせることでうまみの相乗効果を生み、おいしい合わせだしを取ることができます。
それぞれのだしに合う料理があり、味噌汁やすまし汁、煮物やお浸しなどだしは様々なものに活用できます。ぜひ和食の日をきっかけにだしを活用した献立にしてみてはいかがでしょうか。