
薬の飲み方にもポイントがあります!
投稿日 2025.05.08
薬の飲み方によっては、薬の効果が変わったり、予期せぬ効果が現われたりすることがあります。
薬を飲まれている方は次のポイントに注意しましょう。
1. 飲むタイミング
✅用法
薬ごとに服用する、最適なタイミングが異なります。
用法ごとのタイミングにも注意しましょう。
【用法の例】


・飲み忘れた場合、すぐに気付いたら服用し、2回分をまとめて飲まないようにしましょう。
ただし、薬の種類によっては飲み忘れた時の対応が異なる場合があります。薬を受け取る際に、医療機関・保険薬局にあらかじめ確認するようにしましょう。
2. 飲み方
✅ 正しい飲み方
・コップ1杯程度の水または白湯で服用しましょう。
・口の中に薬が残らないように、しっかり服用しましょう。
・錠剤やカプセルは指示がある場合を除いて、噛まずに飲み込みましょう。
✅ 避けるべき飲み物
お茶、コーヒー、牛乳、グレープフルーツなど一部の果物のジュースやアルコールなどがあります。
これらの飲み物と一緒に薬を飲むと、薬の吸収を阻害したり、逆に効果を強めたり、弱めたり、薬の服用に適さないものがあるので気をつけましょう。

3. 服用時の注意
・決められた量を服用しましょう。
・自己判断で服用を中断しないようにしましょう。
・複数の医療機関から薬をもらう場合には、医療機関・保険薬局にお薬手帳を提示して飲み合わせを確認しましょう。
・他人に薬をあげたり、他人から薬をもらったりしないようにしましょう。
・自己判断で錠剤やカプセルを割ったり潰したりしないようにしましょう。
4. 保存方法
直射日光・高温多湿を避けて保存しましょう。

5.その他
・薬を飲んだ後に、吐き気や下痢、発疹などの症状が出るなどの普段と違う症状が出る場合にはかかりつけの医療機関に相談してみましょう。
・薬によっては、腎臓の働きに応じて薬の量の調節が必要になることがあります。
CKDシールがお薬手帳に貼ってある方や、腎臓の働きが弱くなっていると言われたことのある方はかかりつけの医療機関で相談してみましょう。

