障がい者福祉施設の素敵なモノやコト
~就労支援の現場より~
2016年、「特定非営利活動法人はちみつ」として四街道市亀崎に開所。その後、社会福祉法人となり、2022年9月から市内たかおの杜に事業所を新設移転、「生活介護はちみつ」と「相談支援事業所あわい」を展開しています。亀崎に開所当時、施設への理解を深めて貰おうと地域住民と積極的に交流をはかるなか、四街道市指定無形民俗文化財の亀崎ばやしと伝統工芸品の亀崎ほうきの後継者不足を知り、理事長と職員たちがお囃子の稽古に参加。また、亀崎ほうき作りも習得するため、職人のもとへ幾度も通い動画を撮影、見聞きを重ねるなどして技術を学びました。
現在では、職員指導のもと利用者が就労としてほうき作りに励み、事業の主力商品となっています。亀崎ほうきは孟宗竹を使用。柄は細く軽量で形は女性の後ろ姿を思わせる美しい佇まいを理想とします。大・中・小に分けられた竹枝を左右に組んでいき、その際、余分な枝を取り除く作業を利用者が行います。地域に根差した施設として、地域に寄り添い、地域課題に取り組みながら事業を展開する姿は、福祉業界の新たな道標として期待されます。亀崎ほうきを始め、生産された多彩な品物は施設で販売。手間暇かけて作られた伝統のほうきをご家庭に1本いかがですか!
★織物班では利用者が好きな色の糸を選んで織ります。市内在住の縫製師とコラボレーションした作品も人気です!
今年から地域の養蜂家と農福連携をスタート! 利用者が採蜜しています。自然の恵みをご賞味ください。
所在地
【生活介護はちみつ】
開所時間:月~土曜日8:30~17:00
(土曜日の開所は月により異なります)
所在地:四街道市たかおの杜15-5
お問い合わせ先