東薫酒造は、江戸時代の華やいだ文政8(1825)年に創業。創業者は、佐原で酒造業を営み名主である伊能家に弟子入りし、酒造業を習得発展させたと伝えられています。利根川の船便と水郷地帯の良質な早場米、良質な水という酒造りに好適な条件のもとで、約190年の歴史と伝統を誇りに酒造り一筋に歩んできました。 また、いかだ焼本舗 正上の加工品は、関東平野のおおらかな風物の中で育まれた小魚類や貝類、豊かな大地に栽培された野菜類を、江戸伝授の新しい技術を取り入れ、手作りながら美味求心に努めています。二代目は、佐倉藩主 堀田家の祐筆として信任が厚く、三代目は京都商人 奈良屋より養子を迎え、正上醤油と名付け、以来正上の名を受け継いでいます。