
子どもの頭痛、実は「目のズレ」が関係しているかも?
投稿日 2026.01.15
「うちの子、最近“頭が痛い”ってよく言うんです」
学校や習いごとでの疲れ?姿勢のせい?
もちろんそれもありますが、実は「目の向き」が関係している場合もあるのをご存じでしょうか。
私たちは普段、左右の目で同じものを見て、脳の中で一つの映像にまとめています。
ところが、左右の視線に少しズレがあると、脳はそれを無理に合わせようとして余分な力を使います。
その結果、頭痛や目の疲れ、集中力の低下などが起こることがあるのです。

見た目では気づきにくい「間欠性外斜視」
その中でも「間欠性外斜視(かんけつせいがいしゃし)」と呼ばれるタイプは、見た目には気づかれにくいことがあります。
普段はまっすぐ見えていても、実はもともと目が外側へずれようとする“潜在的なズレの要素”を持っており、疲れたときやぼんやりしているときに片目が外側にズレてしまう状態です。
お子さん自身も「見えにくい」と感じていなくても、実はピントを合わせようと目の筋肉や脳が一生懸命働いています。
その“頑張りすぎ”が、頭痛や肩こりの原因になることがあります。

こんなサインはありませんか?
「頭が痛い」「黒板が見づらい」「本を読むとすぐ疲れる」
そんな様子が見られたら、眼科で相談してみましょう。
特にお子さんの場合、成長とともに目の使い方が変わるため、早めのチェックが大切です。
気づいてあげたい!子どもの“目のサイン”
- テレビや黒板を見るときに顔を傾ける・片目をつぶる
- 読書やゲームのあとに頭痛や目の疲れを訴える
- 物が二重に見えると言うことがある
- 集中して見るときに目が外にずれるように見える
- 写真で片目の視線が外れていることがある
➡ ひとつでも気になるサインがあれば、早めに眼科へ。
原因を知ることで、お子さんの「見え方」と「日常の快適さ」を守ることにつながります。
頭痛にはさまざまな原因があります。
その中のひとつとして「目の向き」が関係していることを、少しだけ知っておくだけでも、見逃していたサインに気づけるかもしれません。
お子さんの「見え方」と「体のサイン」に、今日から少しだけ目を向けてみませんか?
視能訓練士 橋本