
医療費が高くなったときの心強い制度~ 高額療養費制度をご存じですか? ~
投稿日 2026.01.29
定期的な治療や入院、手術などで医療費が高額になると、「こんなに支払えるだろうか」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
そんなときに知っておきたいのが 「高額療養費制度」 です。医療費の自己負担を軽くしてくれる、日本の医療保険制度のひとつです。

高額療養費制度ってどんな仕組み?
高額療養費制度とは、同一月(1日から月末)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、 一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。月をまたいだ医療費は合算できませんが、経済的な負担を抑えることができる大切な仕組みです。
自己負担限度額はどう決まる?
自己負担限度額は、所得や年齢により異なります。一般的には、所得が低い方ほど自己負担額の上限も低く設定されています。
対象となる方
- 日本の健康保険に加入している方
- 1か月(1日から末日まで)の医療費が自己負担限度額を超えた場合
自己負担限度額について
自己負担限度額は、所得や年齢により異なります。詳しい金額は、医療機関や市区町村の窓口でご確認ください。
対象になる費用と対象にならない費用
○対象になる費用
- 健康保険が適用される診察、治療、投薬などの医療費。

×対象にならない費用
- 差額ベッド代(個室などを希望した場合)
- 入院時の食事代
- 先進医療など保険適用外の治療費
- 日用品や交通費など、治療に直接関係ない費用

すべての費用が対象になるわけではないので注意しましょう。
申請方法とマイナ保険証の活用法
申請方法
- 医療機関や薬局での支払い後、領収書を受け取る
- その後、健康保険組合や市区町村の窓口にて申請手続き
- 必要書類とともに、領収書や保険証(マイナンバーカード)を提出

マイナ保険証を利用すると、、、
オンライン資格確認を導入している医療機関等では、窓口でマイナンバーカードを健康保険証として利用し、「限度額情報の表示」に同意することで、事前の手続き(限度額適用認定証の交付申請)なしに自己負担限度額までの支払いになります。
もしかして対象になるかも?
高額療養費制度は、突然の入院や治療が必要になったとき、患者さんやご家族の大きな支えとなる制度です。
「もしかして対象になるかも?」と思ったら、安心して治療を受けられるよう早めに医療機関や保険窓口へ相談してみましょう。
入院医事課 川元