
冬に増える「ヒートショック」に注意を!〜入浴前のひと工夫で命を守りましょう〜
投稿日 2025.12.18
朝晩の冷え込みが一段と強くなってきました。日によって寒暖差もあり、体調を崩しやすい季節です。
そんな冬から春先にかけて特に注意したいのが「ヒートショック」です。ヒートショックとは、家の中での急激な温度変化によって血圧や脈拍が大きく変動し、心臓や血管に負担がかかることで起きる健康被害のことです。特にお風呂場で多く発生し、意識を失って倒れたり、浴槽で溺れてしまう事故が後を絶ちません。

高齢者や持病のある方は特に注意を
高齢者は、体温調節機能が低下し、血圧の急な変動が起こりやすくなります。高血圧や糖尿病、心臓病、脳卒中などの持病がある方は血管がもろくなっており、ヒートショックのリスクが高くなります。

冬のお風呂は心も体も温まる大切な時間ですが、同時にリスクも潜んでいます。
今日からできるヒートショック予防
これからますます寒くなる季節。今日からできるヒートショック対策を実践していきましょう。
ヒートショック予防策①
入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく
- シャワーから給湯する
- 暖房をつけ脱衣所を暖める
- 湯はかき混ぜ蒸気をたてる、蓋を外しておく
ヒートショック予防策②
長湯、熱い湯を避ける
- 湯の温度は41℃以下
- 湯につかる時間は10分以下
- 足からかけ湯して入る
- 浴槽からはゆっくり立ち上がる
ヒートショック予防策③
食後、飲食後は入浴禁止
- 食後すぐの入浴はさける
- アルコールがぬけるまで入浴しない
- 精神安定剤や睡眠欲など服用後の入浴はさける
ヒートショック予防策④
入浴前に家族に声をかけておく
- 体調に悪化などの異変時は早期発見してもらうことが重要

慢性心不全看護認定看護師 宍倉